HTTP通信について
そもそもHTTPとは
HTTPとはHyper Text Transfer Protocol の略。
ブラウザとwebサーバーとの間で情報をやりとりするためのプロトコル。
ブラウザがデータのリクエストを送信し、それを受け取ったwebサーバーがレスポンスとしてデータを返すという通信をしている。
ブラウザからサーバーへのリクエストをHTTPリクエストといい、サーバーからブラウザへのレスポンスをHTTPレスポンスという。
検証ツールのNetworkを選択すると、どんなHTTP通信が行われたか確認することができる。
以下の画像のように様々な情報がみれる。
HTTPリクエストの構造
HTTPリクエストはテキストデータ。
構造としては、
- HTTPリクエスト
- HTTPヘッダ
- HTTPボディ
という3つに分かれている。
HTTPメソッドとは
HTTPメソッドとは、ブラウザからwebサーバーに行って欲しい処理を伝えるもの。
主なHTTPメソッドには以下の種類がある。
- GET:ページを取得
- POST:データを送る
- PUT:データを差し替える
- DELETE:データを消す
- HEAD:ヘッダ情報のみ取得
HTTPレスポンスのステータスコード
ブラウザからサーバーにリクエストを出すと、サーバーは処理結果をレスポンスのステータスコードとして返す。
以下はその大まかな分類。
- 100番台:処理中
- 200番台:肯定的な応答
- 300番台:転送要求
- 400番台:クライアント側のエラー
- 500番台:サーバー側のエラー